謎設定『まんがでわかる 新渡戸稲造「武士道」―――剣は心なり』
気分転換に気換に気楽に読めるものはないかと、Amazon prime readingをあさっていたら目についた本。
「まんがでわかる系って浅いんだよな~」と期待せずに読んでみるとたまげた。
なんとこの漫画、
タイムトラベルものである。
てっきり、こんな感じ茶番が繰り広げられるのかと思っていた↓。
いやいやいや、タイムトラベルかましてきたか。。。最近の(?)まんがでわかるシリーズは凝ってるな~と感心してしまった。
【ストーリー】
明治41年から現代にタイムスリップしてきてしまった平塚なつは、商社勤めの高村瑛太と出会う(タイムスリップしてきたなつと瑛太がぶつかるというべたべたなラブコメ展開)。
新渡戸稲造を尊敬するなつは、瑛太と行動を共にする中で「武士道」で語られる、「義」、「勇」、「仁」、「礼」、「誠」、「名誉」、「忠義」の徳目を瑛太に説いていく。
▼平塚なつ▼
▼高村瑛太▼
なかなかにドラマチックなストーリーが展開される。最近の(?)まんがでわかるシリーズは凝ってるな~と感心してしまった(まあ、茶番は茶番なんだけど)。
なつがいた明治41年(1908年)は「武士道」が日本語訳された年らしい。もともと武士道は、日本人の生き方を外国人に解説することが目的としていたため、原文は英語であるとのこと(原文は1900年に刊行)。日本人が書いた本の原文が英文というのは面白い。
ちなみに、本書のまんが担当の涼原ミハルさんは、Twitterで描いた絵を投稿してらっしゃっていて面白い。アイコンもなつでかわいい。
手の描き方 #描き方講座 #基本 #手の描き方 #手 #指 https://t.co/hS6wE96fff pic.twitter.com/g1cxjc5pWH
— 涼原ミハル (@1022Miharu78) 2021年1月9日
こちらの本の作画担当もされているらしい。
以上 「まんがでわかる武士道」の紹介終わり。