「空気」の研究 (文春文庫) 作者:山本 七平 文藝春秋 Amazon 組織は一体何に支配されているか? 組織を支配するのは、制度的な権力者、またはカリスマやインフルエンサーだと思っていた。 ところが、ここ数年日本史を学び、なんとなくそう単純なものではない…
「やりたいことをやりなさい!」といわれてもねぇ・・・。 やりたいことが簡単に見つかれば苦労しないわけでして、現状への不満は100も200もあるのだが、いざ「何がしたいか?」と問われると、なかなか答えられない。 私も、やりたいことさがしにつまずき、…
ビジネス書とか、ハウツー本って1冊に10個も20個もノウハウがのってって、正直覚えのめんどくせーってなりません? そこで、 「この本の要点を一言でいうと何?」 に答えようっていうコンセプトで、内容のコアを1つ抽出して紹介する企画をしようと思いついた…
「まったく、ウチの会社は!」 働いていると、多くの人が感じることと思う。 「でも、自分ではどうしようもないし我慢するしかないか・・・、でもやっぱりなんかモヤモヤする・・・」 この感じが、これから数十年続くと思うと、なかなかしんどい。 『失敗の…
確固たる「自己」がないという劣等感 私は自己のことを話すのが苦手だ。自分のこと(興味・関心 etc)をうまく説明できないのだ。自分は他者に説明するような中身のない薄っぺらな人間なんだ、と劣等感をずっと、ずっと抱いてきた。 そんな私に、この本は刺さ…
本書の非常にキャッチーなタイトルからは、「他者の批判を恐れず、自己主張をするにはどうすればよいか」という、いわゆる鈍感力について語られた本を想像する。 ところが、本書はそのような"攻撃的"な内容ではなく、他者も自分もともに幸せになるためにはど…
日常のちょっとした心のザワザワから解放されたい。悩みというには大げさだけど、日常の心が乱れで生きづらさを感じることがある。 小さなことに、心を踊らされずに過ごせたら、もっと人生が軽やかになるのになと思っていた。今回紹介する、「気楽なさとり方…
私は典型的な内向型人間だと思う。物心ついたときから人見知りで、他人が家に来た時には部屋の奥に隠れ、身内である親戚の集まりでもいつも居心地が悪い思いをしていた。自分の名前を口にすることさえ嫌いだった。 ずっとそんな自分を変えたいと思っていたし…
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